株式投資におけるノウハウをおすすめ書籍を基に紹介

株(上級者向け)

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短期のトレーディングで収益を稼ぐにしても、どこかで長期的な思考を持つことは、マーケット全体のフレームワークを理解する上で重要なことです。

株式投資で利益を得ようと思ったら、将来の株価がどう動くのかがわかれば完璧です。でも、わからない。だから、ファンダメンタルズ分析やテクニカル分析を駆使して正確な未来を予測しようとするのです。

利益をどんどん伸ばしていき、最終的に損失額を調整し、自分が目標とする金額にするのが、利益を伸ばしていく上で重要なこと。

結局のところ、投資家は買い手と売り手しかいない。戦略で言えば、順張りか、逆張りのいずれかで、
・買いの順張り
・買いの逆張り
・売りの順張り
・売りの逆張り
しかない。

買うときに、あらかじめ利益確定と損切りの場所を決めておく。

長く生き残っているトレーダーでも全勝はありえないのです。

初心者ほど負け方を覚えることです。損の仕方を覚えるのです。
損を減らし、変なところでエントリーしないようにするのが一番上達する方法です。そうして、ケーススタディを積み上げるのです。

ウンを呼び寄せるために神社に行くなら、この人はすごい、という人を見つけて、その人から教えてもらうようにする努力をしたほうがいいでしょう。まさに、運頼みではなく、縁頼みです。

投資はわからないから面白いという人がいますが、わからないものに大金を投資するというのは不思議だと思います。
長く投資をしているのに全く稼げていない人は、投資が娯楽、ギャンブルと同じ楽しみになっている可能性があります。
そうした人は、株は利益を稼ぐ仕事だという認識を持つ必要があります。

株でいう事前準備が戦略、戦いの方法が戦術です。

株価は動かなければならない理由を探している。

投資する前の段階、つまり戦略の段階で、「この投資はいつまでの期間を目安にして、いくらまで利益を得る」という予測シナリオを作ることが求められる。

1年365日、毎日相場を見続けているのは時間の無駄です。

底堅い動きとは、上値、下値を切り上げる動きです。

少額の投資家は、たとえ初心者でも相場のプロであっても、常に仕掛けられている側であり、仕掛ける側になりえないのです。

走りながら、だんだんとわかってくるという感覚を大切にする
相場の値動きを受け止める感性を養う

頭で相場のすべてを理解しようとしても限界がある。

大事なのは、同じ過ちを繰り返さない事。
こうやって、負けパターンを1つ1つつぶしていく作業が上達、ということになるのだと思います。

相場で勝ち続ける極意は1つしかない。買ったら相場のおかげ、負けたら自分のせい。
人というのはなかなか反省できない生き物。

私の実践的スキルを要約せよ、と求められたら、ただひとこと「サバイバル」と答えるだろう。まず、生き残れ。儲けるのはそれからだ。(ジョージ・ソロス)

生き残って、必死に相場にしがみついていれば、いずれ自然とスキルや経験が磨かれて、相場で勝てるようになる。
運転テクニックと同じなんです。

相場で金を失わないために何をすべきでないか、がわかったとき、相場で勝つために何をすべきかが、ようやくわかりはじめる。(ジェシー・リバモア)

ぶっちゃけ、相場などというのもは、基本当たらないんです。
相場というのは、勝てたと思ったら、次には負ける。この勝ったり負けたりのシーソーゲームのなかで、勝ちをどれだけ大きくできるかの「勝率」と、利益を残す「技術」を競うゲームなんです。株の勝ち=勝率(銘柄×参入のタイミング)×技術

長年、相場を続けてきて思うのは、初中級者の投資家にとって一番の敵は「驕り」ではないかということです。つぎに、「忍耐力」です。

心にわざと負荷をかけてあげて、自分を鍛えてやるのです。つまりは、心のウエイトトレーニングです。

料理人は、毎日魚河岸に親方と一緒に魚を仕入れに行くから、自然と目利きが養われる。
この順番を無視して、相場のこともよくわかっていないし、自分も鍛えられていないのに、やり方だけを知ったところで何になる、ということです。

人と同じような武器で戦う限り、相場を知り、おのれを鍛えてこそ、はじめて相場で勝てるエッジが生まれてくる。

正直、やり方で差別化を図るほうのが難しい。

年収300万円の人は、お金が減らない方法を考える。
年収1000万円の人はお金が増える方法を考える。
年収1億円の人は、お金よりも人生の時間が増える方法を考える。

考えていることが行動につながり、行動がその人の人生を形成します。
自分の頭で考えて行動することこそ、お金持ちになる本当のトレーニングなのです。

スポーツでもトランプでも、ルールをしらなければゲームに勝つことはできません。
ビギナーズラックではなく、勝ち続けるためには単にルールを知るだけではなく、繰り返し練習して技術を高める必要があります。本書ではその技術とルールを伝授していきたいと思います。

まず、お金持ちになるには優先順位を常に意識すること。
「英語学習の時間がない」はいいわけ。
本当に必要であれば、生活の中での優先順位が上がっていく。

失敗は当たり前なんだと、勉強代として割り切ること。
失敗から多くのことが学べるので、自己投資と考えてください。
そもそも、初めてのことを行うのだから、失敗だらけであって当然です。

「あなたは部長になってから部長の訓練のするのですか?」
違います。それでは遅すぎます。人の上に立つ人は、まだリーダーのときから後輩に指示をして、部長の行動を手本にして、常に一段高いところから考えてきた人です。

株式投資は魔法の杖(レバレッジ)。
レバレッジは金持ちが使う魔法です。てこを使えば、重いものでも小さな力で動かすことができる。

人生のレバレッジ。
レバレッジはスピードでありパワー。早く億万長者になる方法。
年収2000万の人もいれば、年収400万の人もいます。では、十倍働いているかというとそんなことはありません。

普通のサラリーマンでもお金持ちになれる「基本形」があると考えている。
それは「不動産投資+金融資産投資+ビジネス」です。

勝てる人と負ける人の違うはどこにあるのか。
1.時流を読む
2.メカニズムを理解する
3.自分の性格を知る
4.投資の原則を疑う
5.仮説検証を繰り返す

正直、ローソク足の読み方を詳しく理解したところで、それで億万長者にはなりません。
株にはもっと大切なことがある。

仮説検証をくりかえす。
「儲かった」「損した」だけで終わりでは、そこから学べない。
だめならその理由を探り、すぐに修正する。経験から何を学んだかは非常に重要です。
「失敗から学ぶ」ためには、仮説検証が必要です。
「成功から学ぶ」ことも。そこから再現性を体得します。

失敗こそ賢くなるチャンス。
失敗は人を成長させるのにとても役に立つ。決断も早く出せるようになる。

勉強は重要ですが、理論と実践は車の両輪。
株でもビジネスでも、「実践から得た理論」「経験に裏打ちされた見識」が、もっとも大切なのです。

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