ダナンDuy Tan大学と産学連携「日本の住宅におけるBIM活用とその技術」

地盤ネットホールディングス株式会社(本社:東京都中央区、代表:山本 強、以下、地盤ネットHD)の子会社、JIBANNET ASIA CO.,LTD(ベトナム・ダナン、代表:高橋 英樹、以下、ジバンネットアジア)は、9月25日、ベトナムのDuy Tan大学と業務提携を締結しましたので、お知らせします。

【地盤ネットとダナンの関係】
 地盤ネットは創業時より常にBCPを意識し、万が一の時にも会社機能のダメージを少なくすること、そして早期に復興事業に取組める体制の構築が必要不可欠であると考え、地震発生や水害が少ない都市であるベトナムのダナンを「アジアで最も安全な場所」と定め、2020年3月までに、全ての業務をダナンに移管し復興事業に取組める体制を構築することを=BCPのゴールに設定しています。2010年にベトナム・ホーチミンに進出した地盤ネットは、2016年にダナン支店を開設し、BCPとBPO体制の構築を行うと同時に、全自動地盤調査機iGPをダナンに常駐させ、ダナンの地盤調査も行っております。

【ダナンDuy Tan大学 建築学部と産学連携】
 Duy Tan 大学は、ベトナム中部の都市ダナンにある私立大学で、1994 年にベトナムで初めて設立された私立大学です。歴史の浅い大学ながら、私立で単一の大学としてはベトナム国内随一の実力と規模を誇る大学との評価で、今後もますます発展が期待されている大学です。
 今回の提携により、企業のニーズにあった設計やCADの技術習得を目的にした授業プログラムの構築をはかり、大学側はREVIT習得者のインターン生を推薦、当社は技術確認の上での採用などによる連携を進め、住宅建築分野における優秀な人材確保が期待できます。これまでの実例として、ジバンネットアジアの要請により、REVIT講師の採用及び授業プログラムへの採択など連携の実績を進めてきました。

【ダナンBCPOセンターでは、2018年2月からBIM業務請負(アウトソーシング)を開始】
 日本では、BIMの使い手の育成が遅れているものの、当社では、早期から海外拠点であるダナンBCPOセンターにてBIM技術者を養成。現在、国内大手設計会社からの受注で1人当たり月8件のBIMによる動画を納品しています。
 国土交通省では、6月にBIM推進協議会を発足し、普及を進めています。地盤ネットでは、ダナンで展開しているBIM業務のアウトソーシングについて定期的に視察ツアーを開催し、普及に努めてまいります。


Source: プレスリリース新着