【業務用食材卸売サイト】「ISPフーズ」  2019年四半期「食材検索ワード」ランキング発表

●業務用食材卸売サイト「ISPフーズ」では、2019年の1月から4月の四半期にサイト内で検索された「食材キーワード」を集計いたしました。フレンチ・イタリアンのシェフ、和食店の料理人、バイヤーが探すワードは、食のトレンドを象徴するといえます。
2019年四半期における検索ワードランキングのトップは、「ジビエ」となりました。
以下、「和牛」「鮮魚」となっています。「ジビエ」は、2019年1月から3月まで検索トップ、4月も2位となっており、プロの料理人からの注目度の高さがうかがい知れます。ここ数年、ジビエ(野生鳥獣の肉)を出す店が増え、ブームが到来しています。
ブームの要因としては、ジビエは栄養価が高くヘルシーな点、また肉本来の美味しさが近年の健康・グルメ志向にマッチしたことが挙げられます。
ジビエ市場の問題点としては、一部地域を除き、加工、流通させるルートが確立されていない、ということが挙げられます。業務用食材卸売りのサイトであれば、 ジビエ加工・販売する業者は、直接飲食店と取引でき、販路拡大が容易になります。これにより、ジビエ需要拡大に貢献できると見込んでいます。

●2019年1月~4月 検索ワードランキングトップ10

1位 ジビエ
2位 和牛
3位 鮮魚
4位 ホルモン
5位 ソーセージ
6位 牡蠣
7位 米
8位 豚バラ
9位 牛タン
10位 牛

●飲食店がインターネットで食材を仕入れするケースは多くなっています。この背景には、飲食店の人手不足や、昨今の働き方改革により、朝早く市場に買い付けに行く人材がいないことや、市場に買い付けに行く手間や時間が負担になっていることが挙げられます。それを物語るのが、農林水産省によると、市場仲卸業者・卸売業者の数が1980年度の6741社から、2015年度には3444社と半減している状況です。

築地から豊洲の市場移転に当たり、移転前は530社だった仲卸業者数が、現在は、488社となり、移転に伴い40社以上が撤退しています。また、東京都の調べによると、東京都仲卸業者の経営状況は、全体の45%が営業赤字となっています。
さらに、飲食店舗の仕入れ先として主流を占めてきた大手食品卸では、食品価格の上昇に伴う取引額増加や企業買収等の業界再編等により売上高を伸ばしているものの、競争の激化や物流コストの上昇等を背景に、経常利益率(左表)は1%を切っており、営業人員を減らす傾向が顕著です。人員が減ったことで取引する飲食店の数も限られ、飲食店が今後インターネットで仕入れする比率はますます増えると推察されます。

●「ISPフーズ」とは
 株式会社アイサポートプラン(本社:京都府京都市)は、B2B(業者間取引)に特化したマーケットプレイスとして「ISPフーズ」を2018年2月に開設いたしました。
 インターネット上のマーケットプレイスの特性を生かし、売り手と買い手の直接取引を実現、売り手の利用料金も業界最安に設定しています。その強みを生かし、買い手となる外食店、ホテル等の宿泊施設等、全ての飲食店が仕入れやすい、「通常の卸値より確実に安い価格」で食材を提供いたします。飲食店の買い手登録も既に2,770店舗を突破、商品情報を受け取る買手も3万社を超えています。

ISPフーズの特徴
①ISPフーズは、サイト上で価格、重さ、原材料、産地等全て明確に明示しています。そのため普段仕入れている食材と容易に比較でき、納得した商品を購入することが可能です。また食材を仕入れる上で「原産地」は重要なファクターですが、ISPフーズでは簡単に原産地から食材を検索でき、「畜産品」×「原産地」といったクロス検索、更に「単価順」「新着順」といった買い手が選びやすいサイトユーザビリティを実現しています。


Source: プレスリリース新着