IT・IoTのチカラで保育士の働き方改革を推進するコミュニティ「わくわく保育ラボ」誕生!

保育士が足りない!
待機児童問題解決のためには6.9万人の保育士が不足していると言われている(*1)状況で、
2018年11月の有効求人倍率は3.20倍(全国で最も高い東京都では6.44倍)と、保育士確保が極めて困難な状況だ(厚生労働省統計※2)。
国家資格を持っているのに就労していない「潜在保育士」が90万人いると言われる中で、
保育現場が疎まれている理由は、
1.低い給与
2.過酷な労務環境
にある。(厚生労働省統計※3)
保育士の平均賃金は、全業種平均と比べると月額10万円も低い状況であり(厚生労働省統計※4)、過酷な労働環境に置かれた保育士の先生がたの働き方改革は急務だ。

いっぽう、保育施設の経営状況も困窮を極めている。
求人コストと膨大な事務経費負担が経営を圧迫し、昇給したくても出来ない窮状にある。

また、潜在保育士の過半数が「勤務時間や勤務日など希望に合った働き方」を最も重視しているという統計も出ている(野村総研統計※5)。
総じて、保育施設が用意した労働条件と、保育士が希望する「働き方」とが全くマッチしていないのだ。
そのゆえか、保育士のモラルダウンによる問題行動や集団離職といった残念な報道が後をたたない。

わくわく保育ラボ理事長/株式会社テクモード 代表取締役の鈴峰きり(すずみねきり)は、次のように語る。
「人の命を預かる保育士の待遇改善こそが、待機児童問題解消、ひいては働きかた改革、つまりは我々の社会の明るい未来を築く決め手なのではないでしょうか。
保育士と経営側の両方の負担軽減のために、ITによる省力化が重要であることは政府も認識しています(*7)。
わくわく保育ラボでは、徹底したIT化により膨大な求人コスト・保育関連事務の負担を軽減し、結果として保育士の給与が上昇する世界を目指します。
活動経費をクラウドファンディングで支援募集しています。
https://readyfor.jp/projects/wakulabo
ぜひご支援をお願いいたします。」

女性が活躍する社会を実現するには、保育士は欠かせない存在だ。
女性がイキイキすれば、男性もハッピーな筈。
これを機に保育士の働き方改革を応援してみてはどうか。

【注釈】
※1厚生労働省「保育士確保プラン」
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11907000-Koyoukintoujidoukateikyoku-Hoikuka/0000070945.pdf

※2厚生労働省「保育士確保」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/140131-1.html

※3 厚生労働省「保育人材確保のための 『魅力ある職場づくり』に向けて」
https://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-11601000-Shokugyouanteikyoku-Soumuka/0000057898.pdf

※4 厚生労働省「保育士の平均賃金」
  →男性で15.5万円、女性で4.3万円、男女平均13.5万円低い。
https://jsite.mhlw.go.jp/miyagi-roudoukyoku/var/rev0/0119/7609/ho3.pdf

※5野村総合研究所 レポート2018/10/03
→保育士として就労意欲を持つ非就労の潜在保育士において、保育士として働き始める上で
「金銭的報酬(給与・賞与や手当など)が高いこと」以外を最も重視すると回答した人の割合は64.9%であった。
そのうち過半数(54.2%)が、「勤務時間や勤務日など希望に合った働き方で働き始められること」を最も重視している。
https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2018/cc/1003


Source: プレスリリース新着