令和を祝う、梅スピリッツ香雪-KAYUKI-がフランスで初受!!
梅の花を歌われた、新元号『令和』を祝う
梅の花が由来の梅スピリッツ「香雪-KAYUKI-」が
見事に咲き誇る梅の花のように、フランスLWCにて初受賞!!
和歌山の酒造会社・中野BC(株)(海南市)は、フランスのコンクール(第9回リヨン・インターナショナル・コンクール)にて、梅スピリッツ「香雪-KAYUKI-」(700ml、税込3,780円、アルコール度数45度)が、最高位の金賞を受賞致しました。
新元号「令和」の由来でもある梅の花の別名をもつ香雪-KAYUKI-は、和歌山県産の南高梅を使用した梅酒を使用し、さらに「蒸留」という工程を加えることで、凝縮した梅の華やかな香りと、アルコール分だけを取り出した新感覚のクラフトスピリッツです。
新元号「令和」の典拠となった万葉集の一節が生まれた「梅花の宴」のように、梅を楽しみながら、新元号をお祝いしてみてはいかがでしょうか。
新元号「令和」、『万葉集』の「梅花(うめのはな)の歌」三十二首の序文
「令和」の典拠は、現存する最古の和歌集『万葉集』中の梅花歌三十二首の序文にある《初春令月、気淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香》に由来する。
「厳しい寒さのあとに春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人が、明日への希望とともに、それぞれの花を大きく咲かせることができる。そうした日本でありたい」との願いを込めて決定された。
香雪が表す意味。梅の力強いメッセージ。
まだ肌寒い2月は、梅の開花の時期。梅林がある和歌山県みなべ町では、一足早い春の訪れを告げる光景として、梅の花は愛されてきました。それを表す禅語の「梅花和雪香(ばいかゆきにわしてかんばし)」には「去りゆく冬と訪れる春の喜び」という意味が込められており、梅を「香雪(こうせつ)」と別称で呼ぶそうです。商品特徴でもある梅の香りから、雪の積もった枝に蕾を付け、雪に負けじと春の香りを漂わせながら力強く開花していく梅の花をイメージし、梅の香りが最大の特徴でもあることから、「香雪-KAYUKI-」と名付けました。
フランスのコンクールで初の金賞受賞!
槙-KOZUE-と香雪-KAYUKI-で2年連続受賞!
Le Concours International de Lyon 2019 (第9回リヨン・インターナショナル・コンクール)にて、
世界初のコウヤマキを使ったクラフトジン「槙-KOZUE-」が2018年、梅酒を蒸留し製法特許も取得したクラフトスピリッツ「香雪-KAYUKI-」が2019年のリヨン・インターナショナルコンクールのスピリッツ部門にて、和製スピリッツ唯一の快挙となる、金賞を受賞しました。
リヨンと言えばボジョレーやブルゴーニュ等のワインでも知られ、「世界一の美食の街」とも称されるフランス第2の都市「リヨン・イ
ンターナショナルコンクール」は、フランスで行われるワインを主とする権威あるコンクール。
そのリヨンを代表する著名なフランス料理のシェフの協会である”レ・トッケ・ブランシェ”と”リヨン・ソムリエ協会”が後援し、これらのメンバーが各テーブル(4~5名の審査員)のリーダーとして審査されました。
【参考:HP:https://www.concourslyon.com/en/】
製法特許取得!!『贅沢に梅が香るスピリッツ』の秘密
商品開発のきっかけは、当社でも数多く(約40種類)を製造している梅酒でした。梅酒は砂糖を使用しており甘いお酒であるため、食前酒のアペリティフや食後のデザート酒として好まれています。また、成人を迎えたばかりの「お酒ビギナー」や、日本酒や焼酎など強いお酒が苦手という方々にも楽しんでいただけるお酒です。当社の梅酒は、梅の香味を十分に引き出せるよう無味無臭のホワイトリカー(醸造アルコール)を使用しており、梅の芳醇な香り高さが特徴のひとつです。そんな香りを食前、食後だけでなく、食中にも楽しんで欲しい。お酒にこれから挑戦する人、お酒が苦手な人だけでなく、ハードリカーを好むお酒に強い人にも、梅酒に代わる、梅の香りを楽しめる新感覚のお酒を造りたい、という思いから、開発に着手。梅酒の香りがしっかりと残せるようにと行き着いたのが、原材料となる梅酒の度数を調整し、蒸留することでした。蒸留温度にもこだわりました。蒸留温度が低いと梅の香りが得られず、逆に温度が高いと梅本来の香りとはかけ離れた別物になってしまう、という試行錯誤を繰り返し、現在の製法を確立しました(特許第4440747号)。梅が華やかに香る、世界初のスピリッツが誕生しました。
(製法は焼酎と同様となりますが、酒税法上穀類でないため、スピリッツというカテゴリーになります)
Source: プレスリリース新着