『天皇陛下にささぐる言葉』 坂口安吾の時評エッセイを発行

新潟出身の作家・坂口安吾(1906-1955)の時評エッセイ『天皇陛下にささぐる言葉』が2019年3月6日に発売されました。

これは1948年1月「風報」に発表された天皇論。

このエッセイの中で坂口安吾は、1946年2月に始まった昭和天皇の全国巡幸の話題を皮切りに、それをぬかずいて迎える国民の態度を批判し、国民と天皇の互いに礼節ある関係を安吾流に説きます。

今回出版する小冊子は32ページで200円。
テーマをしぼって選んだ坂口安吾の天皇論と反戦論、4篇を紹介しています。

【収録作品】
天皇陛下にささぐる言葉
堕落論
天皇小論
もう軍備はいらない

全国の書店で販売中です。

【書肆情報】
タイトル:天皇陛下にささぐる言葉(てんのうへいかにささぐることば)
著者:坂口安吾(さかぐち・あんご)
ISBN:978-4-907105-08-2
定価:本体200円(税別)
判型:四六判よりやや小(120×176ミリ)、中綴じ少冊子
頁数:32ページ
発行:景文館書店


Source: プレスリリース新着