リフィニティブ、電子取引プラットフォーム向けの新しい分析ソリューション導入
世界有数の金融市場データのプロバイダーであるリフィニティブ(東京都港区、日本代表:富田秀夫)は、電子取引プラットフォーム「FXall」のお客様向けに新たな分析ソリューション「Trade Performance Analytics」を導入しました。
Trade Performance Analytics導入によって、FXallユーザーは過去の取引執行の質の評価や、同一条件での複数の流動性供給先の比較、そしてより正確な情報に基づいた取引計画を決定できるようになります。これは包括的な分析ソリューションで、高度でインタラクティブなデータ可視化技術を活用し、即時に利用可能な複数の分析に基づく見識を提供します。これにより、ユーザーはさまざまなフィルターを用いてカスタマイズした分析を行うことが可能になります。
規制と厳格化された行動規範を背景に、市場参加者は外国為替取引執行に注意を払うようになっています。Trade Performance Analyticsは透明性を大幅に高め、取引執行パフォーマンスの改善方法に関する実用的な洞察を提供することにより、市場参加者の最良執行プロセスを大幅に向上させます。
FXall担当責任者を務めるジル・サイジュルバームは次のように述べています。「Trade Performance Analyticsの開発によって、FXallユーザーは日々の通常取引で発生する取引執行コストの透明性を高めるとともに、流動性の提供先と価格についてより有意義な対話を行うことができます。リフィニティブが有する膨大な外国為替データを利用することで取引ワークフローとシームレスに結び付いた包括的な分析ソリューションを提供できる点がTrade Performance Analyticsの大きな特徴です。」
業界をリードする電子取引プラットフォームとしてFXallはお客様に取引執行時に豊富な選択肢を提供し、エンドツーエンドのワークフロー管理、STP(ストレート・スルー・プロセッシング) とともに、十分な流動性へのアクセスを与え、取引ライフサイクル全体を網羅しています。FXallは2300 を超えるお客様、ならびに180 余りの主要な外為取扱銀行およびオルタナティブ・マーケット・メーカーに利用していただいています。Trade Performance Analyticsの提供は当初、FXallユーザーのみとなりますが、当社の他のトレーディング・プラットフォームにも順次拡大していきます。なお、リフィニティブのトレーディング・プラットフォーム上では現在、1日平均出来高(ADV)は4250億ドルに上っています。
注)本稿は2019年1月31日にニューヨークで発表されたプレスリリースの抄訳です。内容に不一致がある場合、原文が優先されますことをご了承ください。
リフィニティブについて:
Refinitivは世界有数の金融市場データのプロバイダーで、190カ国以上で4万社を超える企業・機関にサービスを提供しています。先導的なデータと洞察、トレーディング・プラットフォーム、市場データ・インフラストラクチャー、オープン・テクノロジー・プラットフォームを通じて、世界の金融市場コミュニティを相互に接続し、発展を支えます。それによりトレーディング、投資、ウェルスマネジメント、規制およびマーケットデータ管理、企業が抱えるリスク、金融犯罪追跡などの分野において進化をもたらす先駆者としての役割を果たしていく所存です。
以上
Source: プレスリリース新着