「街」を舞台とし、ある「街」においてのみ流通する 新たなる文學シリーズ『ヴァイナル文學選書』始動
—第一弾「新宿歌舞伎町編」を2018年10月19日 新宿区内限定リリース—
有限会社東京キララ社 (本社 : 東京都千代田区、代表・中村保夫)は、この10月に新しい文學のカタチを模索すべく『ヴァイナル文學選書』シリーズを始動いたします。その第一弾となる「新宿歌舞伎町篇」では、石丸元章、海猫沢めろん、漢a.k.a GAMI、菊地成孔という個性豊かな四名の作家が、それぞれ新宿歌舞伎町をテーマに掌編小説作品を書き下ろし、ブックユニオン新宿店を中心に新宿区限定で四冊同時刊行いたします。
—『ヴァイナル文學選書』とは……—
複数の作家が、ひとつの街をテーマに書く掌編小説シリーズ。その形状は、従来の綴じられた本ではなく、あえて綴じないままのバラ刷りをヴァイナル(ビニール)によって密封したものとする。またテーマと同様、作品の流通もひとつの街に限定し、通販は行わない。つまり作品を手に入れるためには、その街の指定された販売店、または作品の朗読会が開催される会場に自ら赴くしかない。これは、あらゆる本、あらゆる情報が、同時に、かつ等しく、あらゆる人、あらゆる場所へと販売、発信、配信されるという現代の出版状況を念頭に置いた、東京キララ社によるオルタナティブの試みである。
欲望は街の中にこそあったはずだ。書を求むるならば、街へ出るしかないのだ。
—関連イベント—
10月以降に、宇川直宏氏の主催しているインターネットライブストリーミング番組「DOMMUNE」とロフトプラスワンでの朗読会を予定しております。
※本件に関して、発起人・石丸元章、また東京キララ社への取材依頼を受け付け中です。
ご検討の程、何卒よろしくお願い申し上げます。
Source: プレスリリース新着




