デビュー作にしてCDショップ大賞2020へ入選! 実体見えぬ無名の新人”tonari no Hanako”とは
2019年6月にデビュー作となる1stEP「切ったら、空」をリリースした新人アーティスト
”tonari no Hanako
(となりのはなこ)”が、第12回CDショップ大賞2020
の北陸ブロック賞 を受賞した。
CDショップ大賞は、CDショップ店員の目利きで選ばれる年に一度の賞であり、
“店頭から全国に向けて発信出来るようなお勧め作品”が選出される。
今回、北陸ブロック賞に、インディーズのデビュー作が選ばれ、注目を集めている。
“それでも、となりで恋をする”というテーマが名前の由来というtonari
no Hanakoは
プロデューサー/ソングライターのameを中心として2019年結成された音楽バンド。
純粋に音楽作品を味わってほしいとの想いから、メンバーの詳細は非公開。
全員が裏方気質のため、表立つ活動はほとんどなく、アートワークや映像まで全てバンド内で制作されている。
自主レーベルで、正式なライブ歴すらない(一度のインストアイベントを除く)。
Twitterのフォロワーはたったの300人程度…
だからこそ、“ただの音楽の力”のみで受賞をさらった事実は重く映る。
CDショップ店員からは、「拗れた故の切ないけど温かい世界観と、いい意味ですんなりと聴かせてはくれないメロディに中毒者続出!」
「独特の物語調の歌声が持つ力に感動、是非手にとっていただきたい宝物のような作品」との声が上がった。
実際に、一言でPOPSと片付けられない、特異に音を組み立てたような楽曲が耳に残る。
コードから浮いたようでキャッチーな旋律を筆頭に、ある楽器はリフレイン、ある楽器は規則性のないジャズを重ねる。
絶妙な引き算により憂いと気だるさが醸し出され、浮遊感に浸れる独特な隙間が心地いい。
プロデューサーameの目指す「温度感低めの内向きな新感覚POPS」というのもしっくりくる。
ありそうでなかった恋愛小説のような世界観も特筆すべき点である。
普段は街に馴染みながらも、密かに人を想って疼き揺れるような、大人特有の恋模様を
現代歌人やコピーライターのような鋭く衝撃的・文学的な言葉のセンスと
感度の高い繊細な視点から、リアルかつ飄々と描き出している。
表立った活動のほとんどないアーティストだからこそ興味をそそられる人も多いと思うが、
2ndEP「青ざめて春」が3/25(水)にリリースされることを受け、
初となる東京を含む計3箇所でのイベントも開催予定となっている。
ブレイク夜明け前の今のうちから、tonari no
Hanakoをチェックしておく価値はありそうだ。
( unknown world, LLC )
●CDショップ大賞2020
http://www.cdshop-kumiai.jp/taisho/about/#2020_prize
●リリース情報
tonari no Hanako
2nd EP「青ざめて春」 3/25(水) Release
1.空が途方に暮れる色
2.雨の祭り
3.short hair
4.青に線香
5.彼氏ができました
●インストアライブ開催情報
4/10(金) @HMV & BOOKS 渋谷
4/27(月) @TSUTAYA 金沢
5/7(木) @TOWER RECORDS 渋谷
●tonari no Hanako SNS
Website : http://www.tonarinohanako.com
Youtube : https://www.youtube.com/watch?v=RYFExWTZGtg
Source: プレスリリース新着